動物の先端医療・高度医療を扱う動物病院。予約は?お値段は?

動物の先端医療・高度医療を扱う動物病院。予約は?お値段は?

クルトンが初めてガクッと具合が悪くなった日、クルトンが子犬の時からお世話になっているかかりつけの動物病院にすぐ駆け込みました。
血液検査の結果、非常に危険なレベルの貧血であることがわかり、そこですぐレントゲン&エコーを撮ってもらいましたがはっきりとした原因までは分からず・・・

 

せんせい

胃の位置あたりに影があるけど、うちではこれ以上のことはわかりません。
でも、この貧血の数値は放っておけないので、今からすぐにでも大きい病院にかかってください

と、先端医療を専門とする動物病院を紹介してくださいました。

動物先端医療センターは完全予約制

かかりつけの動物病院の獣医さんがすぐに電話をしてくださり、予約の手配までとってくれました。
高速を飛ばし、大急ぎで病院に到着。しかし待合室にあまり人がいません。

いつもお世話になっている動物病院は、先生の人柄もありいつも大盛況。混んでいる時間帯に行くと3、40分待つことが多いので、その違いに驚きました。

病院のドアには、大きく完全予約制の文字。

今回クルトンを診てくださったこちらの先端医療センターの院長先生の話によると、この規模の病院までくるのは重篤な症状の子ばかりなんだとか。
このような先端医療を動物に施してくれる高度な医療センターは他にも存在しますが、ほとんど「完全予約制」または「かかりつけ医からの紹介」が必要でした。

地域密着型でささいなことでも対応してくれる町の動物病院とは違い、そこでしかできない高度な医療処置を必要としている動物を対象にしているんですね。

実際クルトンも、かかりつけのお医者さんでのエコーやレントゲンではハッキリわからなかった「胃のあたりのモヤモヤ」が、先端医療センターに到着して20分くらいで「肝臓がん」だったと特定していただけました。

 

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先端医療」「高度医療」で検索してみると、先端医療・高度医療設備に対応している病院も見つかるようですよ◎
専門性の高い動物病院の掲載もあるようなので、気になる病気の名前で検索してみればその病気に強い病院が見つかるかもしれません!
口コミも確認できるので、初めての病院でも安心ですね!

 

先端医療・高度医療を扱う大きな動物病院の様子は?先生は怖い?

 

ママ

人間の病院でもそうだけど、大きな病院と聞くとなんだか偉いお医者さんばかりで、あまり親身になって聞いてくれないのでは・・・。

私たちも、新しい先生にかかるのに不安がいっぱいでした。
さらに今回クルトンがいままでにないほど重篤な状態での初診ということで、緊張もありかなり構えていました。

さすが大病院。設備が充実している!

病院に到着し、受付でかかりつけ病院から予約をしている旨を伝えます。
渡された問診表を記入して受付に持っていくと、受付の方が「今の具合はどうですか?」と聞いてくれました。

 

わたし

立ち上がれないので、とりあえずまだ車の中にいます

というと、なんとすぐに昇降機つきのストレッチャーが到着

 

受付さん

入口まで車でつけてもらって大丈夫ですので、連れてきてください!

と、停めた車の横にストレッチャーをつけてくれました。
高さを車のシートに合わせられるので、車から降ろすのがすごく楽です!

いつもお世話になっている動物病院では、寝たきりのクルトンを座布団に寝かせ担架のようにし、ふたりがかりで必死に駐車場から病院まで。(これがまた遠い)
そのあと、診察台に乗せるもやっとの思いだったため、このストレッチャー対応はすごく、すごく助かりました。

外から院内まで段差がなく、ストレッチャーでの行き来が簡単にできるように、まるで救急外来のような病院の作りになっていました。

院内には、入院や手術をする階に行くためのエレベーターも完備。
ナースの方や先生たちは階段をつかっていたので、おそらく動物と一緒でないと乗れないんじゃないかと思います。(笑)

動物に負担にならないような設備がしっかり考えられていると感じました。

診察室・処置室も人間の病院のよう

クルトンはそのままストレッチャーに乗せられて、先に裏の処置室に連れていかれてしまいました。

その後、わたしたちの名前を呼ばれて診察室へ。
診察室は、まるで人間の病院と一緒で、飼い主と先生が対面して座ってレントゲン等を眺める感ような造りでした。
ペットが乗る診察台がどーんと真ん中にあって、それを囲んでお話をするという従来のスタイルを想像していたのでこちらもびっくり。(そのスタイルの部屋もあるのかもしれませんが)

その部屋の向こうに、オペができそうな広い処置室があります。クルトンがいろいろ検査をしているのを窓越しに見ることができました。
院長先生と具合が悪くなった経緯等お話ししていると、あっという間にエコーでの検査結果が出ました。

かかりつけの動物病院で先生が懸命にエコーをしてもわからなかった「モヤモヤ」がなにかを、こちらの病院に入って20分程で病変を確認し、診断を下すスピード感にも驚きです。
飼い主が見えないところで処置をすることで、ペットの興奮が納まり処置のスピードも上がるのかなと思いました。

院長先生は厳しく見えるけど、動物好きの優しいひとだった

「肝臓がん」という診断がくだされました。

 

院長先生

わたしたちは、がんの子を多く扱う先端医療センターです。
ペインコントロールを完璧に行うようにしているので、もし治療をすることになっても極力苦しませず進めます。

でも、クルトンちゃんの場合は年齢が年齢だし、余命は病気をしていなくてもどのみち1年くらい。
それなら積極的な治療ではなく、余生を穏やかに暮らすほうがいいと、僕は思います。

それを聞いてボロボロ泣いてしまうわたしたち。
最初、あまりにも淡々と余命やがんであることの事実を述べられたため、院長先生の言葉に少し冷たい印象も受けました。

 

院長先生

そんなに泣かなくても大丈夫だよ~!
クルトンちゃんの前で絶対その顔見せたらだめだよ。犬は悲しんでるってすぐわかっちゃうから。
まだまだ元気にいてくれるんだから、笑って一緒に過ごしてあげてください

と優しく、厳しく言葉をかけてくれました。
私があまりにも泣き止まないため、看護婦さんにまで

 

院長先生

彼女こんなに泣いちゃってるの~かわいそうに

と言って笑わせようとしてくれたり。





そのあと、先ほど撮ったエコーを見せていただきました。
即席で肝臓の絵を書き出し、図を用いて肝臓がんについてすごく丁寧に教えていただけました。

診察後、院長直々に待合室へクルトンを連れてきてくれたのですが、その際クルトンに話しかけながらおでこにキスをしている姿を見てすごくびっくり(笑)

そしてクルトン、病院内で大量のおしっこを漏らしてしまいました。
車からティッシュを持ってこなくちゃ( ゚Д゚)!と慌てふためく飼い主💦

しかし、そんなことにも全く動じず、院長先生自ら率先して素手で床のおしっこを拭いてくださった様子を見て、

 

わたし

この人、ほんとうに動物が好きなんだなぁ

と、動物に接する対応にすごく愛情を感じました。

この先生なら、安心してクルトンを任せることができます!




様子見の入院。でも入院費用が高そう!請求が高額になるのでは・・・

院長先生のお話だと、今回は肝臓の腫瘍から出血したことによる貧血で、急激に体調が悪化して立ち上がることができなくなったそう。
しかし、クルトンはもう高齢でがんに対する治療をするほうが負担をかけてしまうそう。
また、がんが見つかったといっても、健康な肝臓の面積が大きく残っているということから、とりあえずこのまま自己治癒力で出血が止まるのを待って、寿命とうまく付き合いながら余生を過ごすことをおすすめされました。

 

院長先生

このままおうちに連れて帰ってもいいけど、もし心配だったら一晩こちらで預かりますよ。

といってくださり、この日はクルトンを入院させることに。

一泊の入院。費用はいくらになるのか

こんな大きな動物病院にかかるのも初めてのことで処置費用の予想がつかず、翌日クルトンを迎えに行くまで母と一緒に高額請求の恐怖に震えていました((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

ママ

超高額な請求されたらどうしよう・・・

いままでどの動物たちも病気に無縁で、ペット保険にも加入していなかったため、全額負担に怖気づいていたのです。
念には念を、財布には10万円+クレジットカードを入れてお迎えに。

実際の診療明細はこちら。

総額 4万7185円

検査事項が多いため総額は高く見えますが、個々の処置費用を見ていくとかかりつけの動物病院とそんなに変わりませんでした。母とふたりでホッ。

動物を扱う先端医療センターの存在は心強い

 

先端医療・高度医療を扱う動物病院は、ふつうの動物病院では対応できないような症状が出たときにお世話になる場所だと思いますので、できればお世話にならないに越したことはありません。

しかし、こうして大切なということは、かなり心強く感じました。
また院長先生も自分の病院の技術に自信をもっていながらも、無理な治療方針を意見として押し付けることもなく、動物の体調や家族の気持ちを想いやってくれる方で、ステキな方だなぁと思いました。




 

追記:クルトンが亡くなる数時間前にもお世話になりました

クルトンが亡くなる当日、極度の貧血で意識がもうろうとしてしまい、最後の望みをかけて輸血をしていただけるか再度こちらの先端医療センターに連絡させていただきました。

<そのときの様子はこちら↓>

輸血の予約を入れた数時間後に息を引き取ってしまったため、翌日予約のキャンセルをさせていただきました。
受付の方に状況を伝えた後、院長直々にかけなおしてくださり慰めの言葉をいただきました。

さらに後日、なんとクルトン宛てに郵送でお花を送ってくださり、細やかな心遣いに家族全員涙が止まりませんでした。
たった2回診療していただいただけなのに大変よくしていただきました。
本当に親身に寄り添ってくれるいい病院で感謝でいっぱいです。

 

クルトン宛てにお手紙が来ました

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