【犬の歯が抜けた!】年齢は関係ない、歯周病のリスク

【犬の歯が抜けた!】年齢は関係ない、歯周病のリスク

きんたろうが何か床に落ちているもののにおいをかいでいる・・・。

 

ママ

なんでもかんでも食べないの!!( ˘•ω•˘ )

 

わたし

なんだろ?

取り上げてよーく見てみると、それは歯でした。
がっつり根元から抜けている細い歯。
危うくきんたろうに食べられてしまうところでした。

一体誰の歯なのか?

これを機に、一斉にお口のチェックをしました!




この歯は誰の歯?

ここから推理がスタートです。
歯の細さから見て、クルトンのものではないのは明らか。
しかし、すごく細くて長いので、猫たちの可能性もあります。
リビングに入ってくる猫はまおくらいしかいない&その時間も隣で寝ていたので、まずはまおの口をチェック。

うーん、しっかり歯がありそう。

次は黒ポメ3匹です。
お母さんのこなちゃんも歯はしっかりしています。
息子ポメ、きんたろうも大丈夫そう。
そしてショコラの口の中をのぞいてみると、、、

なんと歯がないことが判明!

というか、むしろ今日見つけた1本のほかに過去にも抜けてしまっていたらしく、2本歯が欠けていました。

思い返してみればここ数年、おやつのキャベツを食べる際にわざわざ奥歯でかみしめているような食べ方をしているのが気になっていました。

しかし、我が家のペットたちの中ではきんたろう&ショコラが最年少で、それ以外の子たちはみんなシニア世代。
それなのにまさかショコラの歯が抜けているとは思っておらず、ショコラの体調が心配になってきました。

犬の歯が抜ける原因は?犬の歯周病

成犬の歯が抜ける原因は主に歯周病なんだとか。

犬の唾液はPhが高く、食べ物も噛まずに飲み込むことが多いため虫歯になりにくいといわれています。そのため、歯自体に穴が開いてしまうことは非常にまれなんだそう。

その反面、多くの犬に見られるのは歯周病の症状。

歯周病とは、細菌や歯垢・歯石によって歯ぐきが炎症を起こしてしまう病気です。
お口のケアを怠ると、フードのカスなどが歯の表面や歯間部に残り、ネバネバした細菌の膜を作り増殖します。これが時間をかけて歯や歯ぐきにダメージを与える原因になるんだとか。
進行してしまうと、歯の根元の骨が溶け、歯が抜け落ちてしまいます。
さらに重症化すると、顎の骨まで溶けてしまい、骨折してしまうこともあるそう。

歯周病というと、単に年齢を重ねたからだと思われがちですが、歯周病は「口腔細菌」により感染症にかかった結果であると言えます。

先代ポメラニアン:マリちゃんの例

実は、先代のポメラニアンも若いうちからほとんど歯がありませんでした。
マリちゃんは、成犬になってから保護したため、成犬になるまでどんな食事をしてきたか把握できていません。しかし、我が家に迎えたときにはすでに、ドライフードを受け付けない、食に対してかなりのワガママさんでした。
人間の食べ物もよく欲しがっていたので、おそらく人間の食べ物をもらう癖がついていたんだと思います。
やわらかい食べ物は歯の表面に残りやすいため、歯のトラブルの原因になりやすいんですよね。

マリちゃんも、若いうちはそれでもごはんを食べたり、生活に支障はなかったのですが、
年齢が上がるにつれて顎が変形し噛み合わせがおかしくなりました。
また、徐々に歯の本数も少なくなっていき、抜け落ちた歯の隙間から舌が常に出ている状態に…。

歯がないと舌を口の中にしまっておくことが難しくなってきます。
また、歯が抜け落ちた部分からよだれも垂れてしまうため、胸元の毛が汚れてしまい手入れが大変です。

晩年のまりちゃん。口が左側に偏ってしまっているのがわかりますか?

サイレントアーミー(沈黙の病気)

歯周病の怖いところは、目に見えないところで身体に害を及ぼす可能性があること。
「たかが歯周病」「歯を磨けばいいでしょう」では済まないこともあり、あなどれないのです。

歯周病で食事が思ったように取れない
→抵抗力が低下する
→口腔内細菌が全身に回り病気を引き起こす

歯周病菌が血液中に入ってしまうと、いろいろな全身疾患の悪化を引き起こす原因となります。
心臓や腎臓にまで回ってしまった場合は、そこで炎症を引き起こします。歯周病菌による炎症は慢性心不全・慢性腎不全などの原因の一つとなり得るんだとか。
慢性心不全や慢性腎不全は、一度なってしまうと完治が難しい命に関わる病気です。

歯周病を放置しておくことによって、全身の健康に影響してしまい愛犬を苦しめてしまうかもしれません。




 

犬の歯のメンテナンス。歯磨き/歯石取り

歯磨き

我が家のペットたちは恥ずかしながら誰一人歯磨きをしたことがなく、磨こうと思ってもなかなか口をあけてくれません。

歯周病は主に歯の表面に残った食べかすが原因。
特に、やわらかいごはんをあげている場合は、歯の表面に食べかすが付着してしまう確率が高くなり、歯垢・歯石がたまりやすくなります。
わんちゃんも自力では歯の汚れが取れませんから、食事のあと布などで軽く拭ってあげるだけでも歯周病対策に効果があります。
歯磨きおもちゃを使うのもいい手ですね。

口の中を触れること・歯磨きに慣れさせておくだけで歯周病になるリスクは大幅に改善されます!
遊びの一環として、口まわりを触る練習をしてみてはいかがでしょうか。

歯垢取り

犬の歯垢取りを希望する場合は、一度動物病院で相談しましょう。

実はクルトンも、10歳くらいのときに歯垢取りをやっていただけるチャンスがあったのですが、
結局取っていただけませんでした。

身体の負担になる

理由のひとつは、身体の負担になること。

犬の場合、歯石除去は全身麻酔を必要とすることが多く、麻酔をかけるだけでわんちゃんの身体には相当な負担がかかります。
さらに、クルトンはそのころすでにシニア期に達しており、心臓に負担をかけることに先生が抵抗があったため、あまりオススメできませんとのことでした。

そのままでいたほうが良いこともある

ふたつめは、そのままでいたほうが良いこともある、ということ。

歯石がついているということは、歯石で歯をコーティングしている状態。
長年それで生活をしていると、歯石を取ったときに知覚過敏のようになってしまうことがあるそうです。

これは人間の歯でも同じですね。
歯医者さんで歯石を取ったら、やせた歯茎の根が露出している部分に水や食事が直に触れるようになって痛くなることはよくあります。

そのため、麻酔までして負担をかけて歯石を取る必要もないという見解でした。

しかし、これはあくまで先生が見立てたクルトンへの診断です。
歯石がついてきたと感じた場合は、自己流に解釈せず動物病院で相談しましょう!

歯周病のサインを見逃さない

  • 口臭がきつくなった
  • 歯ぐきから血が出ている
  • 硬いものを食べたがらない

などなど、歯周病のサインは人間の歯周病とほぼ同じです。
お口の中を快く見せてくれるわんちゃんは少ないとは思いますが、定期的に口腔内チェックを行い、できれば歯磨きまでしてあげてお口の中を清潔に保ってあげられるといいですね。

 

ちなみに、今回あげた歯周病のリスクは人間にも当てはまります!
いつも歯磨きだけで済ませている方も、これをきっかけに歯磨きの方法やデンタルフロスの使用を考えてみてはいかがでしょうか?

 




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